2016年10月25日火曜日

おススメの本 「ストーリーとしての競争戦略」

今日も「戦略」つながりで、おススメの本を紹介したいと思います。

「ストーリーとしての競争戦略  優れた戦略の条件」 です。
楠木建 著 東洋経済新報社


 


おススメというわりには、「付箋が少ないではないか!」と
いう声も聞こえてきそうですが、
貼りすぎてしまって、よくわからなくなってしまったことがあって、
いまは、本当に厳選したところに付箋が貼られているのですw

まぁ、そんなことはどうでもいいのですが。

机の一番いい位置に置いてあって、よく見返すのですが、
そのたびに何らかの気づきというかヒントというかを得たり、
思い返したりするきっかけをくれるような本なのです。

  とくに好きなのが、
  競争戦略の本質は、「他社との違いをつくること」であるいうことと、
 その違いの模倣困難性」に関するところ。


 違いをつくる戦略には、
 SP(Strategic Positioning)=ポジショニングの戦略と
 OC(Organizational Capability)=組織能力の戦略があると
 されているのですが、
 OCによる模倣困難性に関する記述が
 私にとっては、とてもしっくりくるのです。
 
 違いを作っている企業には、
 「外側から表面的に見ただけは簡単には模倣できない「内側」の強さが
  あるということなのです。

  
内側にある、これまでに蓄積されてきた「ノウハウ」は
 簡単にはマネできない。(=大きな模倣困難性がある)
 変化をしつつ進化をつづけているので、
 ますます「マネ」することが難しくなって、
  さらに「強さ」の源泉となっていく。  

  超簡単にまとめるとこんな感じでしょうか。



 まだ読んだことがない方は、ご一読をおススメします!


 (ほ)
 


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